9月議会、代表質問の中で、財政状況についての質問があり、財政について考えてみたいと思います。小矢部市の財政状況
1)財政力指数:市税など自主財源で歳出の経費をどれぐらい賄っているかを示す指標
 平成28年度;0.576%
 平成29年度;0.589%
 平成30年度;0.590%
 以上少しづつ良くなっています。アウトレットなどからの市税収入が増えていることが良い結果を生ん  でいます。
2)経常収支比率:経常的収入(市税や交付税など)で経常的経費(人件費や扶助費、公債費など)を
 どれだけ賄っているかを示す。
 平成27年度;83%
 平成28年度;85.6%
 平成29年度;87.3%
 徐々に上昇して財政の弾力性が少しづつ悪くなっている。
3)招来負担比率:将来負担すべき借金が多くなるのかどうかを示す。
 平成27年度;164.4%
 平成28年度;157.2%
 平成29年度;165.2%
 平成30年度;174.4%
 令和元年度;もっと高くなりピークをむかえる予想200%を超える予想
 しかし、令和2年度からは下がる見込み
 今年度にピークを迎え徐々に下がる見通し、しかし厳しいところにある。
4)実質公債費比率:借金返済の危険度を示す数字。
 平成27年度;14.3%
 平成28年度;14.7%
 平成29年度;15.1%
 平成30年度;15.1%
 令和4年度に17%を超える
 令和6年度にピークを迎えその後下がる。
 徐々に借金返済が多くなることを示す。これから5年間は厳しい財政運用を迫られる。
 地方債残高;借金の額
 平成27年度末;305億1千万円、令和元年末見込み339億5千万円と増える。
5)財政調整基金:小矢部市の貯金
 平成27年度;9億円
 平成28年度;8.6億円
 平成29年度;8億円
 平成30年度;6億円見込み
 貯金は徐々に減少している。
今後は大変厳しい財政状況であり、もっと厳しく経費の削減や予算執行をしなければならない状況にある。
まだまだ、議会を含め甘いと思う。自ら身を切る決意が必要と思う。